股関節形成不全の発症原因は
一般論でいうと
遺伝(先天的)70%
環境(後天的)30%
と言われています。
プレジールで購入していただいてお客様には生後1才6か月までは無料で検査を受けることが出来ます。(レントゲン・受診料等は飼い主様負担)
任意の検査ですので、全体の15~20%くらいのデータしかありませんが、
そのデータから推察すると股関節形成不全の発症率は0%です。
まさか、こんなことがあるはずがありません。
環境要因で30%の発症があるはずですから。
この結果の原因の可能性は3つあります。
1つ目は獣医師の見解で悪そうですよ。検査にかけても同じだと思いますが、どうします?
と言われ、結果検査に出さないという可能性。
2つ目は健康管理意識の高い飼い主様が主に検査に協力的という可能性。
3つ目は本当に健全な両親からは股関節形成不全の犬が出ないという可能性。
このことについて、解明しなければならないと思っています。
そこで、飼い主様にお願いがあります。
1才のお誕生日を迎えたら、ぜひ、股関節の検査を受けてください。
この小さな一つのデータがブリーダーをふるいにかけ、健全なゴールデン、ラブラドールの繁殖につながります。
飼い主様ができる科学的データによるブリーダーの評価になります。
飼い主様が賢くなって、ブリーダーを監視してください。
ブリーダーは子犬たちが家庭で成長し、結果を見ることが出来ません。
ぜひとも力をお貸しください。
1才になったら、股関節形成不全の検査を受けてください!!
お願いします。
補足
年齢を1才6か月までとする理由は関節は年齢と共にすり減り、自然と関節の形がだんだん悪くなってきます。
年齢が行き過ぎた場合は、スコアも高くなりがちで、その原因が環境要因なのか、先天性が原因なのか、原因究明がしずらくなってしまいます。
正確なデータとして比べる為に、検査を受けられる年齢の1才~1才6か月の若い時期に区切らせていただいています。
JAHD ゴールデンレトリバーの公開されているデータ
http://www.jahd.org/wp/wp-content/uploads/2023/08/GOLDEN_RETRIEVER-3.pdf
JAHD ラブラドールレトリバーの公開されているデータ
http://www.jahd.org/wp/wp-content/uploads/2023/08/Labrador_Retriever-3.pdf
データの犬名を見ると分かりますが、ケンネルを挙げて股関節を行い、公表しているのは主にプレジールだけです。
たくさんのお客様にご協力頂き、本当に感謝しています。
更に正確で確実な繁殖を行うために、全頭検査を目指し、お声かけさせていただきます。
その際はご協力よろしくお願いいたします。
福田祥子
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